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「文才!身障者のテレワーカー日記」 【第6回】クリスマスツリーの謎

「文才!身障者のテレワーカー日記」
「文才!身障者のテレワーカー日記」 【第6回】クリスマスツリーの謎

皆さんこんにちは。
広報部の宮川です。

12月になり、街はクリスマス一色。
リペアサービスでもクリスマスツリーを飾っています。


スターウォーズ仕様のクリスマスツリー

でもなんでクリスマスに木で飾り付けなんてするようになったんでしょう?
頂上に星があったり、玉飾りがある理由は?
今回は、そんなクリスマスツリーの疑問について調べてみました。

そもそもクリスマスツリーって?

僕がいる病院のクリスマスツリー

クリスマスツリーは読んで字のごとく、クリスマスに飾り付ける木。
ではクリスマスとは何のイベントかというと、キリストの降誕祭です。
となると、クリスマスのシンボルともいえるツリーも、キリストに由来するものがありそうですよね。

かと思いきや!
クリスマスツリーとキリストは特に関係ないそうです。ナンダッテー。
キリスト降誕には木にまつわる言い伝え等はありません。
しかしキリスト本人に接点はありませんが、キリスト教にまつわる由来がツリーには込められていました。

旧約聖書に描かれている、アダムとイヴが食べた禁じられた果実・・・を実らせていた“知恵の樹(善悪の知識の木)”
これを表しているというのが通説なんだそうです。

“知恵の樹(善悪の知識の木)”とは?
旧約聖書の『創世記』の中でアダムとイブがエデンの園で禁じられていた“知恵の樹の実(禁断の果実)”を食べてしまった。
禁じられた果実を食べた二人を先祖とする全ての人類は神に対する不服従の罪=原罪を持って生まれるというのがキリスト教の考え。
この二人の過ちによって人類が背負った原罪を救済するためにイエスが降誕し、死ぬことで人々に救済の道を示したと考えられています。

ツリーに使われるもみの木

クリスマスツリーに使われるのは、モミの木が一般的ですがこれにもキリスト教の歴史が関係していました。

キリスト教を布教していく歴史の中、現在のドイツの民にあたるゲルマン民族がいました。
古代ゲルマン民族は、冬至の祭にて樫の木を使い、北欧の強い冬でも葉を枯らさずにいる樫は生命の象徴とされ、神聖視していました。

このドイツの民をキリスト教に改宗させようとしましたが、上記の通り樹木信仰が根強かったため、なかなか大変。
そこで閃いたのが、樫を同じ常緑樹である樅(モミ)に変えること。

樅に変えることで、 樅の木は横から見ると三角形で「三位一体」を表していると教え、キリスト教を広めていったのです。

例えるなら、中華料理しか知らない油淋鶏が大好きだっていう人に、竜田揚げとかチキン南蛮を教えて、「ね!日本食(ポルトガル食)って凄いでしょ!」って広めた感じ・・・でしょうかね?
文化を広めるというのはいつの時代も大変ですね。

ツリーに飾るオーナメントの意味

ツリー本体が“知恵の樹(善悪の知識の木)”を表していることは上記にも書きましたが、そうなるとオーナメントにも意味がありそうですよね。
はい、こちらは予想通りちゃんとした意味がありました。

■星

クリスマスツリーのてっぺんには、大きめの星が付けられていることが多いですよね?
この星はキリストが誕生した時に現れたという、「ベツレヘムの星」を模しているそう。クリスマスはキリストの降誕を祝う記念日ですので、この星が頂上に飾られるのも相応しいと言える・・・かな?

玉飾り


ちょっと金属的な感じの玉飾り。
このボールは上記のクリスマスツリーにも出てきた、知恵の樹に実った知恵の実を象徴しているそう。聖書ではアダムとイヴに食べられます。
因みに昔はボールではなく、リンゴを飾っていたそうです。というのも、聖書に出てくる知恵の実とはリンゴのことではないか?と考えられていたからです。(現在は金属的なメッキのボールになっているのは、腐らない・コスパ・電飾の映え等が理由に挙げられそうですね。)
しかし現在では知恵の実はリンゴではなく、イチジクかバナナではないかという説が優勢なそう。そうなると玉飾りも変わっちゃいますね。(知恵の実っていうと、球体を想像しちゃうのは僕だけ?)

日本とクリスマスツリーの意外な関係性

クリスマスツリーの日があるのをご存知ですか?

横浜のスーパーマーケットの明治屋が、1886年12月7日に、横浜の外国人船員のためにクリスマスツリーを飾りました。それを由来に毎年12月7日は「クリスマスツリーの日」に制定されています。
明治屋は1900年に東京・銀座に店舗を移設し、それからも毎年クリスマスの飾りつけを行い続け、明治屋のイルミネーションをきっかけにクリスマスの認知度が高まり、徐々に民間にも浸透していきました。

因みに日本で最初にクリスマスツリーが飾られたのは1860年、プロイセン王国公館だったとか。当時の公使が天井ほどもある大きな木を持ち込み、華やかなツリーを楽しんだと言われています。

余談

如何だったでしょうか?
毎年見てるクリスマスツリーにも、調べてみると様々な歴史や言い伝えがありました。
文化とは積年の思いと幾人ものアイディアによって形成されています。

普段の何気ない風景にもこのような隠れた歴史が詰まっています。
もっともっと知りたいと思った今日この頃です。

 

参考サイト
https://plustrivia.com/events/1009/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC