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世界のバレンタイン文化

※ 「文才!障がい者のテレワーカー日記」 ※

こんにちは!最近はホワイトデーのお返し物を考え中の宮川です。

日本のチョコレートの年間消費量の二割を費やすといわれるバレンタイン。日本では女性から男性にチョコレートを送り、一か月後のホワイトデーにお返しをするのが一般的ですが、外国ではどういう風習があるのか?今回は各国のバレンタインについて調べてみました。

まずは自由の国アメリカ。アメリカでは男性から女性にプレゼントを送り、贈り物としてはチョコレートではなく、花束を送ります。アメリカに「義理」という概念はなく、プレゼントを渡すのは本命だけ。ただし日頃の感謝を伝えるという習慣自体はあり、お世話になっている人にはサンクスカードを贈るのが一般的だそうです。

イタリアでもカップルでレストランを予約し、プレゼントと一緒にとっておきの甘い言葉を贈りあうとか。そしてイタリアでは、バレンタインにプロポーズするというサプライズな習慣も。この日に婚約すると、必ず幸せになれると考えられているのだとか。

続いて情熱の国スペイン。スペインのバレンタインデーは「恋人の日」と呼ばれています。
2月14日は、恋人がお互いにカードや花を贈りあう素敵な日なのだとか。
日本でいうと、クリスマスの感覚に近そうですね。

お次は南アフリカ。堂々と洋服の袖に好きな人や恋人の名前をピンで留めておくのが伝統的な祝い方。「好きな人とずっと一緒にいられますように」というおまじないの意味がこめられていて、ルペルカーリア祭(結婚の女神ユノと豊穣の神マイアを崇拝する祭り)という古代ローマの風習に由来しているんだそう。

少し変わったバレンタインなのが、スコットランド。
何が変わっているのかというと、バレンタインデーにスコットランドではなんと合コンが開かれるということです。
他国では好きな人がいて成立するバレンタインデーですが、スコットランドでは必ずしも好きな相手がいなくてもOKな日なんだそう。
このバレンタインデーの合コンで出会い、結婚する人も多いんだとか。

フィリピンでも、近年バレンタインに数百ものカップルが一堂に集まって全国のショッピングモールや公共の建物で結婚式を挙げる大規模ウェディングがブーム。2013年には約4,000人のカップルがバレンタインデーに結婚したんですって。

日本ではあまり意識されていませんが、そもそもバレンタインデーは、キリスト教の祭日がはじまり。
このような背景から、イスラム教国では2月14日のバレンタインにお祝いすること自体が固く禁じられているようです。
特にイスラム教への信仰心の厚いアラブ諸国では、バレンタインデーを嫌忌する人々も多いのだそう。

いかがでしたでしょうか?こうやって調べてみると、日本のバレンタイン文化の独自性がはっきり見えてきますね。。。

調べた範囲内では、ホワイトデーのような文化があるのは日本と韓国だけでした。ただ韓国独自の文化として、バレンタインデー及びホワイトデーで贈り物をもらえなかった(恋愛とは無縁に終わった)男女が、ホワイトデーの一か月後の4月14日に黒い服を着て集まって、ジャージャー麵やブラックコーヒーを口にする日「ブラックデー」があるそうです。


最後になりますがチョコレートを贈る習慣はイギリスで始まったそう。とある社長さんが美しい絵のついた贈答用のチョコレートボックスを発売したのがきっかけで、後にこの習慣が他の地域に伝わったそうです。