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分身ロボットカフェ、そして有人チャット

※働きづらい方に働きやすい環境を ※

こんにちは。
広報部の朴です。

北海道は冬になると家の不具合での連絡が急激に増えます。
リペアサービスにも
毎年冬になると色んな不具合での問い合わせが増えます。

入居者様により良いサービスを提供していくために、
不具合を1日でも早く解決できる方法を毎日考えています。

入居者様の要求に対応をするため
チャットボットなど

テクノロジーに力を入れていますが、
やはりまだまだ人の手によるような
きめ細かな対応が出来ないのも事実です。

先日、東京に行かせて頂いた際に
日本橋の分身ロボットカフェ
訪問させていただきました。

分身ロボットカフェとは
外出困難者である従業員(全国各地の障がい者)が

分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を
遠隔操作しサービスを提供している新しいカフェです。
遠隔操作している方をパイロットとして、
体の障がいがあり、移動に問題を抱えれいる人などがいます。
今回私たちの接客をしてくれたパイロットは、
北九州や兵庫そして、札幌と
全国様々な地域の方が対応していました。

今回分身ロボットカフェへの訪問は、急遽決めたこともあり、
分身ロボットによる接客は、
事前に予約が必要なのを知りませんでした。

残念な気持ちを持ちながら、
カフェ入口の受付分身ロボットの子とカフェの雰囲気だけでも
感じて行くよというはなしをして、
カフェ内で店内の様子を見ながらコーヒーを飲んでいたところ、
スタッフ(健常者)の方が来られ、
受付の分身ロボットまで案内されました。

受付の分身ロボットの子の話によると、
「予約していた方が急遽キャンセルになり、
その席を良かったら利用しませんか?」
との話で、受付の分身ロボットで対応してくれた子は、
私達との会話と名前を忘れないで、
スタッフの方に声を掛けてくれたのです。

その場には居ない、外観はロボットですが、
まさに人がしてくれる温かみを持った対応だったんです。

カフェ内ロボットは、受付のロボット、席を案内してくれるロボット、
テーブルでお客様とお話するロボット、
注文したものを運んでくれるロボット、

コーヒーを作るロボットがいます。

代表富田が今回の訪問で一番驚いたのは
至って「普通」違和感を感じないことだと話をしていました。
お客様はロボットのパイロットがどういう方なのかを
見ることは出来ないですが、
違和感なくその場に居るかのように

話を交わし接客としてメニューの説明も、
時には他愛も無い冗談も話し合うことが出来るほど、
「普通」で温もりを感じたそうです。

予約して訪問したお客様はどんな方だったか富田に聞きました。
20代女性のお客様が多く、お母さんとお子様が一緒に来るチーム
話題性を探してきたお客様、
そして私たちみたいに
障がい者雇用に興味を持った方々だったそうです。

今回の衝撃的な経験を基に、
今リペアサービスで取り組もうとしている、
AIチャットからの有人チャットの対応について
分身ロボットカフェのように
全国の障がい者、更にはひきこもりの方々と
一緒に仕事をすることが出来て、
まさに人にしか出来ない
「温かい」対応が出来るのでは!?

今、全国の専門家と雑談ベースから話を進め、
近い将来には本格的に全国の外に働きに行くことが
難しい方々が対応する有人チャットプロジェクトの準備をしています。

プロジェクトは始まったばかりで、
一つ一つ課題を解決していくのに時間が掛かるとおもいますが、
広報部として有人チャットのプロジェクト進行状況を
これから皆さんにお届けしようとします。

今回も読んで頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに!!