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旅行、私の癒し空間①_北海道編

いつからか旅行に魅了されました。
韓国旅行もたくさん行けなかったけど、
海外旅行は言語の壁があり、さらに恐ろしいものでした。

日本語を学んでいなかったら、今でも国内旅行だけしたかもしれません。
しかし、日本語を学び、旅行会社で務める時に日本への出張も多くなり、
新しい地域を体験するたびに、もっと旅をしたくなりました。

旅行会社で働いていた時は、土日祝が休みでしたが、
私が担当していたチームが出発すると、

連絡が来る可能性が高いため、旅行に行けませんでした。
その後、北海道に移住し、リペアサービスに入社してからは、
有給休暇を積極的に活用して旅行に行くようになりました。

韓国から日本へ旅行したり、国内旅行をする時、
ぎっしりと詰まったスケジュールでたくさんの場所を回ろうとしていましたが、
北海道を旅行する中で、
私は観光地よりも静かな街並みの方が好きだと気づきました。

その街独特の雰囲気、その場所でのみ味わえる食べ物、
そしてそこに住む人々の日常生活から癒しを感じました。
今は旅行の計画を立てるときは、
一箇所でもゆっくりと過ごせるようにしています。

今の時期の北海道で特に記憶に残っている場所といえば、積丹です。
日本海に面した岬から見える海の青さは格別で、
通称「積丹ブルー」と呼ばれています。

その美しい青い海の中にそそり立つ奇岩が神威岩であります。

この神威岩を含めて、神威岬には伝説があるのを知っていますか?

蝦夷に渡った義経主従は、
平取(びらとり。現在の沙流郡平取町)のアイヌの長の許に身を寄せました。

その長の娘であるチャレンカは義経と恋に落ち、
将来を誓い合うのであったんです。

しかし義経は蝦夷に留まる意思はなく、
遙か彼方の中国大陸を目指して新たな旅に出ようとしていました。

そこで義経はチャレンカに黙って平取を去り、
海伝いに積丹半島へと移動したのです。

チャレンカはその後を追い、
神威岬までたどり着くも義経の船は沖の彼方へ。

悲しみにくれたチャレンカは、
「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と
恨みの言葉を残し海に身を投げてしまいました。

悲しみと恨みを抱いたチャレンカの身体は神威岩と化し、
以来、その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、
神威岬は女人禁制の地になりました。

この決まりは明治時代初期まで続くことです。

伝説ではありますが出張でガイドさんと
お客さんたちと一緒に行った時いつも神威岬の入口までしか行くことができませんでした。
その時ガイドさんは今日いらっしゃったお客さんがとてもきれいで女神様が嫉妬して

神威岬の入り口を通れなかったと話しながらお客さんと笑った記憶があります。
何回行っても神威岬の入り口まで行くから
もっと奥まで行きたい気持ちがどんどん大きくなりました。

そんな中、3年前に行ったバスツアーで、
ようやく神居岬のゲートを通過することができました。

島武意海岸は行く度に見ることができた所でしたが
神威岬のゲートを通過するのは初めて!

いつも遠くから眺めた場所を直接歩いて、
先端まで行って見た風景はとてもとてもすごかったです。

先端まで行く道が大変なところもあるし狭くて
反対側から来る人がいれば待つ時間が必要ですが

写真で見るのとは比べ物にならないほど壮観で、感激でした。
また、いつこの景色を見れるか分からないので
神威岩と海を長い間ぼんやりとして眺めながらその時間を満喫しました。

本当に青い海、そして少し曇っていましたが、
時々見える青空が本当にきれいで、今も記憶に生々しいです。

島武意海岸は行くたびに変わらぬ青い海と風景が待っています。
海岸まで下りられる階段があるのですが、途中まで下がってあきらめました。
傾斜がひどかったり、階段も狭く、反対側から人が来ると困ったりしました。
それでもいつかは最後まで下がって、目の前で海を眺めたいと誓っています。

3年前のバスツアーではランチも含まれていて、
島武意海岸近くの食堂で食べました。

その時食べたのがこれです

実は私、ウニが苦手でした。
人生初めて食べたとき、美味しかった記憶がないので、
その後食べる機会があっても食べなかったです。

しかし、この日食べた生ウニは本当においしかったです。
今まではどうしてまずいと感じたのか不思議なぐらい気に入って全部食べました。
一緒に飲むビールは言うまでもなく、とてもおいしかったです。
やっぱり暑い日にはビール!
それ以来、ウニを食べる機会があれば、必ず食べるようになりました。

時期によって積丹の近くの店では生ウニを食べることができます。
機会があれば是日食べてみてください!
食ベロゴを見て何箇所か紹介します。

食べログ 
1.中村屋 https://shakotan.jp/menu/
2.鱗晃 積丹本店 https://rinkou.net/menu-springautumn.html
3.純の店 https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010602/1030035/
4.食堂うしお https://www.ushioshakotan.com/
5.海鮮味処 新生 http://www.syakotan.com/

積丹で楽しめるアウトドア・レジャーの情報はこちらを見てください。

最後に積丹に行く方法を教えます。

アクセス
積丹までは車、バスJRの3種類です。

・車

一般道路と有料道路(高速道路)を通るルートがあります。
札幌から島武意海岸まで有料道路を通るルートで約2時間かかります。
(高速料金は札幌北ICから余市ICで1,750円です)


・バス

北海道中央バス定期観光バス「絶景積丹岬コース」 
5/9~9/90まで運行・料金は9,000円(2024年5月23日現在)・約9時間53分所要
北海道中央バス「高速しゃこたん号
札幌から美国まで片道1,820円(2024年5月23日現在)・約2時間31分所要
美国から積丹 https://otaru.gr.jp/tourist/shokotan-iki-bus

・JR
札幌から快速エアポートやライナーを乗ってJR小樽駅に下車します。
JR小樽駅から路線バス積丹線に乗り換え、美国まで行きます。
美国までは約1時間20分程度で到着します。

積丹を紹介しながら、韓国の観光スポットの一つを思い出しました。
積丹とは全く違う雰囲気ですが、次回でご紹介したいと思います。