News 新着情報

暖房機の不具合が起きた際の対処法

※ 季節の情報 ※

まずは基本的な確認として、次の点を順に確認してください。

・リモコンの電池が切れていないか
・運転モードが「暖房」になっているか
・設定温度が十分に高く設定されているか
・ブレーカーが落ちていないか

続いて、ガス暖房機・灯油暖房機、共通のチェックポイント。
・暖房機の付属フィルターに埃が溜まっていませんか?
→フィルターに付着した埃を掃除機で優しく吸い取るか手で払いましょう。
・暖房機にカーテンや布等が触れていませんか?
→暖房機に触れないようにカーテンをまとめたり、かかっている布をよけましょう。

次にガス暖房機のチェックポイントになります。
・暖房機、もしくはそれ以外のガス器具を長時間使っていませんか?
・暖房機以外のガス器具、コンロや給湯器等も使用できなくなっていませんか?
・ガスメーターの液晶画面に「AC」と表示されていませんか?
いずれかの項目に該当する場合は、暖房機の燃料となる
LPガス等の供給がストップしている可能性があります。

【対処方法】
ガス器具(暖房機やコンロ等)を長時間使用した際、
安全装置が作動して自動的にガスの供給が止まってしまうことがあります。
このとき、ガスメーターの液晶画面には「AC(ACガス止め)」と表示されます。
AC表示の原因が器具の長時間使用によるものだと明らかに分かっている場合、
器具のガス栓(元栓)を閉めて復帰ボタンを押す等して、
自力で対処できる場合があります。
詳細は各メーカーのホームページや取扱説明書を見てから、
慎重に行いましょう。

続いて、灯油暖房機のチェックポイントになります
・暖房機を昨シーズン(数か月)ぶりに使っていませんか?
・暖房機の液晶画面にエラー番号「1」「2」「4」いずれかが表示されていませんか?
・暖房機から“コンコンコン…”と音がしていませんか?
いずれかの項目に該当する場合は、
暖房機の燃料となる灯油が流れるホースの元栓が閉まっている可能性があります。

【対処方法】
元栓が開いているかを確認しましょう。
この際、ホースの接続部の緩みやホースのひび割れが無いかも確認してください。
ホースが暖房機に正しく接続されていなかったり、
ホース自体が劣化しているとひび割れ部分から灯油が漏れてしまう恐れがあります。
元栓が閉まっている場合、元栓を開けて10分ほど経ってから
再度電源をつけて点火するか試しましょう。

元栓が開いているにも関わらず、暖房機が点火しない場合は
リセットボタンを押してください。
(リセットボタンが無い暖房機は、電源を一度切り再起動することで改善される場合もございます。)
リセットボタンは暖房機本体の右側面にあることが多いです。
リセットボタンを押すときは、暖房機の電源を切り、
赤色の矢印部分にある赤色のボタンを1度だけ押してください。
≪注意≫リセットボタンを押し続けてしまうと灯油が溢れる危険があるのでご注意ください。

今回ご紹介した方法で対処しても暖房機の不具合が改善されない、
もしくは他のエラー番号等が表示されている場合は、
暖房機本体が故障している可能性があります。
暖房機から異音や異臭がする等、『いつもと様子が違う』と感じたら、
メーカーのサポートセンターや専門業者に連絡しましょう