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伊那食品工業見学で学んだ「お掃除学と企業成長の関係性」

※ リペアのイベント ※

皆さんこんにちは。
広報部の宮川です。

5月の中旬に大久保寛司さんのツアーに参加するかたちで、
富田社長を含めたリペア5人衆が、
リペアサービスが目指すモデルケースでもある
長野県の伊那食品工業を見学に行ってきました。

せっかくの関東甲信越地方への訪問の機会、
他にも東京・栃木の企業やお店も見学に行き、
沢山の学びを得てきました。

リペア5人衆の「旅の軌跡」を
数回に分けてご紹介をしていきたいと思います。

今回は
「第一弾・伊那食品工業」につき
お話させていただきます。

トヨタ自動車の豊田社長や弊社代表の富田、
他にも沢山の経営者から尊敬されている
「塚越最高顧問の経営理念が築いた伊那食品とはどんなものなのか」
現地で体験をしてきました。

今回は見学に同行した
「菅谷・由利」の感想と、
参加後の決意を交えて紹介していきます。

伊那食品工業を見学して一番印象に残った事を尋ねると
「掃除」
だったといいます。

伊那食品工業は東京ドーム2個分に相当する
約10ヘクタールの敷地がありますが、
これを始業前の毎朝、社員は全員で、誰に言われることもなく、
自発的に広大な敷地の隅々まで掃除をしているといいます。

実際に朝礼から参加し、
半日を掛けて社内見学をしてきた2名から
感想を聞きましたので掲載させていただきます。

■菅谷の感想

「伊那食品工業」における掃除は決して目の前だけ、
身の回りだけの掃除ではなく、
広大な敷地を限られた人員でどのように清掃するか
常に考えなければなりません。

そして屋外である為、
四季や天候によって掃除方法や作業準備は変わります。

「気付き」
がなければ始業前に掃除は終わることはないでしょう。

誰に褒められるわけでもなく、
モチベーションが下がらず取り組める仕組み。

誰に強制されるわけでもなく、
一般社員自ら取り組める仕組み。

指示されるよりも、自ら考え働くことに喜びを感じる。
そんな社員思いの会社がそこにはありました。
現在リペアサービスでは、お掃除プロジェクトが始動しています。
研修を通し自らの課題としてどのように
「自主性」
が育まれるのかについて日々考える事がある。

私は掃除を通じ
「気付き」と「価値観の共有」が
「伊那食品工業」社員の中に芽生えたことで

自主性が育まれているきっかけの1つとみている。
「気付き」と「価値観の共有」こそが
社内的対外的に大きな役割を果たし大きく経済活動に寄与します。

時間は掛かることは承知ですが、
一人ではなく仲間を一人ずつ増やしながら
リペアサービスでも抜本的な見直しをしたい、
そう思える研修でした。

■由利の感想

掃除参加は、
もちろん「来る人」もいれば「来ない人」もいるとの事です。

ただ、掃除を「やるorやらない」
自体を自らが考える切掛けとなっており、
自己成長に必要か、何をするべきなのかを考えさせる所に
塚越最高顧問の経営理念を感じました。

そして「来ない人に対して誰も何も言わない」と言う、
相手の考えを受入れる力の強さです。

本当に自分に必要か否かを判断できた時、
自分とそれ以外の価値観の違いを認識し受け入れる事ができる、
自然と考える習慣が全社員で共有出来ていると感じました。


リペアサービスでも、
お掃除プロジェクトが本格的に動いていますが、
会社として取り組んだ結果としてどうなっていくべきなのかを
学んだ気がします。

私自身、個人的に掃除は好きな方で、
ホコリが気になり仕事が手に付かなくなる事があります。

そんな時は一旦手を止め、気分転換も兼ねて掃除をすると、
気になる事が一つ減り業務効率が上がっている気がしています。

私は伊那食品さんやお掃除プロジェクトメンバーのような
大層な考えはありませんが、
やはり身の回りがキレイだと気持ちが良いもので、
たぶん笑顔も増え、楽しく仕事も出来るものです。

沢山の学びがありましたが、
その中でも
掃除を通じて人と仕事の繋がりを
「一つの線」
で見る事が出来た貴重な機会でした。

沢山の経営者の方とお会いし、お話しできた事も感謝です。

2名の感想から、伊那食品の各社員さんの行動には、
自然と
「自立心、思いやり」
が根付いていると感じました。

滝川クリステルさんのお言葉をお借りしてまとめると
「おもてなし」
言葉は5文字でも、実践は難しい…

2名もその点を感じて帰ってきたように受け取れますが、
リペアサービスとして社内・外に出来る事はまだまだ多く、
伸びしろに対し前向きに捉えているようにも感じました。

第2弾では、他の見学企業様の紹介と合わせて、
どんな学びがあったのか、
その学びからリペアサービスとして
お客様に何を提供出来ると考えるのか、
ご紹介させていただきたいと思います。